最近のメディア露出は尋常でない。他地域の首長もしっかりと、粛々と業務をこなしていると思うけど、吉村さんはフットワーク軽やかに次から次へと従来型の首長では出せなかったような対策を繰り出す、しかも分かり易いときていて相当に浸透してきている。そして長身で目力勇しく、爽やかと頭脳明晰、奇想天外チックでメディアも以上に持ち上げている。しかし、吉村さんはそこを問われ、「応援は素直に嬉しい、しかし政治家である以上いい時も悪い時も(支持率的に)ある、粛々と府民をため仕事をするのみ」と答える。抜かりない。
僕は実は吉村フリーク歴はそこそこ古い。というのも橋下徹さんが2008年、大阪府知事に当選した時から大阪の政治状況をこまめに見てきたから、2015年の所謂「大阪都構想」の住民投票で僅差で否決、その年の12月に任期を終え退庁する橋下さんの後継として当時衆議院議員1年生として活動していた吉村さんが手を挙げて?大阪市長選挙を戦い当選、そして大阪都構想にまつわる公明党との紆余曲折を府知事と大阪市長入れ替えのクロス選挙を大勝、今に至る経緯を見てきたから。吉村さんが市議会議員の時、衆議院議員のときはそこまで深い認識はなかったけど、よく言われる「超厚遇」国会議員を1年で辞職、市長選挙へ確か橋下さんより厳し目の給与カットと退職金廃止をマンフェストにした時、「へ〜威勢の良い候補が出てきたな〜」と感心した。もちろんそもそも弁護士としてたかじんさんの顧問をしてたとのことだしやり手ではあるけど、躊躇しない転身を「この人なら橋下さんの後を継いでも埋もれることはないな」と、期待が下がることもなかった。ま、そもそも大阪維新の会は基本全議員が志高く活動しているからそこに対する期待も引き続きあったからもあったしね。
国は、安倍さんは安全保障から外交から広範多岐にわたる仕事があるから単純比較はできないけど、やはり遅いイメージがある、そして牛肉券とかリークされる古すぎる旧来政治があり、麻生節も今は不適切すぎて・・・、そして野党、何でもかんでもかみつけばいい?と見えてしまう立憲民主党はじめとする野党が吉村人気を援護射撃している。
まだまだ新型コロナが解決したわけでもない、今後も吉村府知事の同行、を羨ましくもあり要注目である。
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